トゥールの「La Livre Tournois;ラ・リーヴル・トゥルノワ」のスペシャリテ 色々
2012年 04月 25日
1807年創業。そのスペシャリテには
Sucre d’orge de Tours ;シュクル・ドルジュ・ドゥ・トゥール
Pruneaux farcis ; プリュノー・ファルシ
* これについてはこちら☆をご参照ください
Muscadine ;ミュスカディーヌ
* ミルクチョコのトリュフ、グランマルニエ風味、ショコラノワールでコーティングし、粉砂糖をまぶしてある
Livre tournois ;リーヴル・トゥルノワ
そしてNougat de Tours ;ヌガー・ドゥ・トゥール等がありました。
現在は、かつてポワローの職人として働いていたJean-Marie Soignier;ジャン・マリー・ソワニエ氏が
店を買い取って「La Livre Tournois;ラ・リーヴル・トゥルノワ」と言う名前になっており、
当時のスペシャリテはそのまま作り続けられています。
* 現在の店はかつての店の工房だったところ。
看板の横にはPoirault のロゴが加えてあり、元ポワローだったことが分かるようになっている ↓
Sucre d’orge ;シュクル・ドルジュとは、かつて大麦を煎じた汁と砂糖のシロップを煮詰めて作られていた飴。
ここでは砂糖を140度に煮詰めて昔ながらの方法で作られ、バニラとニワトコの花の香りを付けた2種類があります。
Livre Tournois;リーヴル・トゥルノワというのは中世にトゥールで鋳造され、その品質の高さから
フランス王国の貨幣として使われるようになったというコインの形を再現したチョコレートで
以前の所有者で4代目のClaude Delaunay氏によって作られました。
* Livre tournois ;リーヴル・トゥルノワにはプレーンとオレンジアメール、カフェの3種類ある
Nougat de Tours ;ヌガー・ドゥ・トゥールはこの店によって日持ちのする地方発送可能な商品に改良。
Claudeさんの奥さまであるNicole Delaunayさんはこのお菓子の販売促進活動を行う
Confrérie Gourmande du nougat de Tours ;コンフレリー・グルマンド・ドゥ・ヌガー・ドゥ・トゥールを1998年に創設。10年間会長を務めてその発展に努めたのでした。
* これについてはこちら☆をご参照ください
ソワニエ氏もこのコンフレリーのメンバー。
Confrérie du Pithiviersの総会で偶然出会い、お店の訪問につながりました。
トゥールは今までに何度も訪れる機会があり短期間住んでいたこともありますが、美味しいものに溢れた
好きな街の1つです^^
※※※
ミュスカディーヌも美味しそうだなぁ〜。
ここでもプリュノー・ファルシがあるんですね。
このお店いいですね。行ってみたいです。