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フェーヴメーカー「Chris ;クリス」

Chris ;クリス」も情報が少なく、オークションやサロンでもあまり出回らないメーカー。
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アルザス在住のコレクター友達によれば、フェーヴの売買をしていたある年配の女性が
パリ近郊に住んでいたあるセラミストの女性にフェーヴの制作を依頼したことから
Chris ;クリス」のフェーヴが誕生したと言います(コレクター友達はその年配女性から購入)。

お菓子屋さん等のプロ向けではなく、コレクターへ販売されていたこと、サロンでの販売が上手くいかなかったことや、
彼女がブルターニュへ引っ越したこと等が原因で、製造は10年ほどで終了しました。
* 制作年ははっきりしませんが、恐らく1980年代から1990年代初頭までの期間だと思われる。

はっきりとしたスタイルのある作風で、私が持っているフェーヴはどちらかと言うと小さめの印象。
「La Fève Royal」というフェーヴコレクタークラブ(現在は無い)の本には2ページにわたって
30種類程度のフェーヴが紹介されています。
フェーヴメーカー「Chris ;クリス」_b0189215_1603476.jpg


フェーヴの裏には必ずスタンプが押してある為、すぐに判別できます。



                                ※※※


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Commented by M at 2013-05-02 10:14 x
ここのフェーヴも好きだなぁ。
製造は10年ほどで終了なんて、残念ですね。
そうなると出回ってる数も少ないんでしょうね。
こう言うのに出会えるとコレクターさんは嬉んでしょうね。
このフェーヴは本当にいいなぁ〜。
Commented by Ethno-PATISSERIE at 2013-05-03 09:13
Mさん セラミストの方が、フェーヴ作りを頼まれて制作するパターンは多いです。恐らく、細かい作業なのに利益はあまりなく、大量生産品に比べ割高になるので、なかなか続けるのは大変なのでしょうね。
by Ethno-PATISSERIE | 2012-07-15 16:17 | fève工房 | Trackback | Comments(2)

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